どうも。リーマン70です。
今回のお題は『丸ノコ(ジグソー)用ガイドの作り方』です。
曲がったことが嫌い・・・そう、丸ノコやジグソーで真っ直ぐ切りたいのに「ぶれてしまう」ことってありますよね?
リーマン70は初心者なので我が家を作ってくれている大工さんみたいに宙に浮かせたままスパッと切るなんて芸当は逆立ちしてもできません。
失敗して「材料を無駄にする」のも、「これは真っ直ぐだと自分に言い聞かせる(笑)」のもできれば避けたいですよね?
そこで丸ノコやジグソーで真っ直ぐ切るためのガイド(イメージは、丸ノコ・ジグソー用定規)の作り方を紹介します。
完成図
必要な物と作業の流れ
【材料:価格】
※ネジや塗料は使い回しがきくので価格には含んでいません。
※今回角材は、我が家の建築現場に行って貰ってきた物を使用しました。リーマン70と同じようにマイホームがたった後にDIYしたいと考えている方は、事前に木材をもらえるようにお願いするか建築途中を見に行った時に棟梁や現場監督の方に「ちょうだい」っていうと簡単にくれます。あまり機会がないかもしれませんが是非材料費の削減とエコのために恥ずかしがらずにチャレンジして下さい。角材は短いものが売っていればこれぐらいの価格で買えます。
【工具】
※今回リーマン70は使用していませんが、ベニヤ板と角材をボンドで接着し固定する時に挟んでずれないようにするのに便利です。
【作業の流れ】
①ベニヤ板に角材の長さを合わせる
②サンダー(or 紙やすり)で研磨
③ベニア板と接着
④丸ノコでカット(完成)
さぁ準備はできましたか?それでは早速作業の説明に入ります。
ベニヤ板と角材の長さを合わせる
まずは、ベニヤ板と角材の長さを合わせます。右側が飛び出ていますよね?これをベニア板の長い方向に揃えます。
今回、600mmの長さにしますのでベニア板はそのままです。ケイオーD2のシールも貼ったままでOKです。(笑)
角材の切る部分に鉛筆で線を引いたらノコギリ(or 丸ノコ)でカットします。
はぁ何のために線を描いたのやら・・・表の線に合わせたら裏はこんなことに・・・
この後、サンダーで削るので細かいことは気にせず次に行きます。
慣れないうちは線の外側を切って必要な部分がちゃんと残るようにした良い例です。(失敗から学ぶのです)
サンダーで研磨
貰った角材でも買った角材でも似たようなものですが、表面が結構ザラザラしています。
この角材は手で持つ部分にもなるので、サンダー(or 紙やすり)で綺麗に研磨しておきましょう。
今回の記事では塗装をしていませんが、塗装する時にも研磨した方がきれいに仕上がりますので必ずやっておきたいひと手間でので、サボらずにやりましょう。
結構、ザラザラしていますよね?それにさっき失敗した切断面もザラザラです。
では、早速サンダーでウィーンです。やっぱりDIYにはサンダー必需品です。めちゃくちゃ研磨が楽です。
今回は、80番をやった後に120番で仕上げました。(塗装するなら240番までやった方がきれいに仕上がります)
どうです?元の状態よりもかなり綺麗になりましたよね?サボらずヤスリがけはやる癖を付けましょう♪
ベニヤ板と接着
さて、角材をベニヤ板の長さに揃えたので今度はこの二つを貼り合わせます。
本当はベニヤ板からネジの頭が飛び出すのを防ぐためにボンドのみで固定しようと考えていたのですが、ボンドのセレクトが良くなかったのか全然くっつきそうになく、急遽ネジ止めすることに変更しました。注意点としては、ベニヤ板が薄いので過度に頭を押し込むと割れてしまうので注意が必要です。なので、まずはボンドで様子を見て強度が足りそうになければ、ネジを加えるぐらいで様子見しましょう。
カットして長さの揃った角材の裏側にボンドを塗ってベニヤ板の端に合わせて貼り合わせます。
ここで、クランプを持っている方は、ベニヤ板と角材を挟んでずれないように固定して乾燥を待ちましょう。
ここでリーマン70は乾燥を待つ間に記事用の画像整理と内容を書き始め時間をつぶし、30分程度たって「さぁそろそろかな」と思って触ってみると・・・ズリッとずれました。
そこでせっかちなリーマン70は、注意点を理解しつつもネジで止めることに変更しました。
まずは下穴をドリルであけます。この時、注意したいのは、貫通しないこと。以前、「真鍮で作った自作焼き印」の時にも紹介しましたが必要な下穴の長さ以上に差し込まないようにビニールテープでマークしました。今回はネジに合わせて25mmの下穴をあけました。
穴はベニヤ板側からですよ!!(さすがに間違わないか)
両端と真ん中(あたり)に下穴をあけたらネジで固定します。少しづつ調整してベニヤ板となるべく水平になるようにネジ頭を押し込みましょう。少しネジ頭を押し込んでいるの見えますかね?
さぁこれでほとんどの作業は終了あとは仕上げです。
丸ノコでカット
最後の作業は簡単です。角材に合わせてベニヤ板を切るだけです。
「えっどういうこと??」と思うかもしれませんが完成すればわかります。リーマン70を信じてカットして下さい。信じれなくてもここまで作業したのであれば、カットして下さい。(笑)
しっかりと角材に丸ノコを添わせながらベニヤ板をカットします。
もうお気づきですよね♪
こうしてカットしたベニヤ板の端は丸ノコの刃の位置になる訳です。丸ノコ用定規となるのです。
当たり前ですが、丸ノコについているガイド↑ともピッタリ同じでもなですね。う~ん、ガイドを作ってわかったがこの矢印いい加減やな・・・でも、もう安心!ガイドがあるから!!
大きな定規ですね。
ヤスリがけ
※20176/17更新
このままでは味気ないということで、塗装することに。
塗装前には必ずヤスリがけすることを心がけましょう。本当仕上がりが変わってきます。
前回、120番のやすりまではかけていたので240番で仕上げをしました。サンダーに装着している目の粗さが微妙に変わっているのわかりますか?
塗装
ヤスリがけが終わったら、木くずをきれいに払い、いよいよ塗装です。
今回は「CAINZ HOME印のオイルステン水性ウォルナット」を使用。引っ越し後に棚やポストなどをこの色で塗る予定なので実際の色味を確認するためのお試しも兼ねてます。ちなみにお値段は980円。2度塗りするかにもよりますので幅がありますが3~5㎡(たたみ1.8~3枚分)程度塗れるので絶対にあまりますが引っ越し後も使用するし、オイルステンは塗りムラになりにくくDIY初心者にオススメです。
ローラーと小さな刷毛を使って塗装していったのでですが、正直この程度の大きさであればローラーは不要でした。
ペンキではこうはいかないと思いますが、オイルステンは木材に染み込み且つ水性のものは非常に伸びがいいので刷毛で十分です。また、手などについても簡単に水で落とせるのもメリットです。(薄めて使用する時も薄め液は不要で水でOK)
一度塗り後
なかなか良い感じに仕上がっていますが、少し濃淡があるので2度塗りすることに。
二度塗り
2度塗りするとしっかり色が定着し、濃さも均等になりました。嫁的には濃淡があった方が味があって良かったとのことなので、棚やポストを作る際の参考にもなって良かったということに。
やっぱり塗装すると一気にDIYした感がアップします!う~ん、満足。でも、これで完成ではないです。
ステンシル(完成)
せっかく作ったオリジナルツールなので、以前作成したステンシルシートを使って「70’S FACTORY」のロゴを入れることに。オリジナルの要素をいれるのもDIYの楽しみですよね♪→ステンシルシートの作成記事。
ステンシル用のペンキやスプレーを購入していなかったので、油性マジックで代用しました。ステンシル後、少し使用感を出すためにサンダーで表面を少し削りました。
どうです?シャビーな感じになって使い込まれた感じが出てますよね?こういう時にもサンダーは便利です。
そして、完成!
まとめ
結構簡単に完成しましたが、初心者のリーマン70には、これがないと丸ノコなんて使えたものじゃないです。
同じ要領でジグソー用のガイドも作成可能なので是非作成してみてください。
おまけ
最近社宅で電動工具を使用していて(もちろん昼間だけですが)音が気になる、嫁に電動工具の騒音ランキグを一方的に発表されました。

堂々の1位は、ミニルーターでの真鍮削り!キーンが耳障り

2位は丸ノコ、3位はサンダー(これはまだ我慢できる)
だそうです。この情報が役に立つかわかりませんが、皆様もご近所迷惑には気を配って楽しいDIYライフを送って下さい!
ではでは。リーマン70でした。