どうも。リーマン70です。
今回のお題は『後悔しないジグソー・丸ノコの選び方』です。
電動工具の中でも上級編?の切断系電動工具ですが、取り扱いを十分注意すれば、力強い味方になってくれます。
DIYで活用する切断系電動工具にはジグソーと丸ノコが良く知られていると思いますので、今回はこの二つの選び方について紹介したいと思います。
ジグソー
【用途】木材・金属板・プラスチックなどの切断、曲線の切断、材料を途中から切断
【価格】3,000~30,000円前後
【ポイント】
・切断厚み
・オービタル機構
・ブレードの取り付け方法(種類)
【説明】
直線だけでなく曲線のカットにも使用できるDIY向けの電動工具。ドリルで穴をあけた後にブレードを通して切断すれば、板の真ん中に穴をあけることも可能であり、非常に使い勝手のいい切断系電動工具です。
DIY初心者としては、丸ノコの購入よりも先にジグソーを購入した方が使用する機会が多く効率もアップするのでオススメです。
切断厚み
切断系工具で重要になるのが「切断できる物の厚み」です。
DIYを行う上で不自由なく作業するために必要な切断厚み(リーマン70推定)は、「2×4(ツーバイフォー)材がカットできるかどうか」です。DIYで2×4材を使用する機会は、机や棚など多くの場面で遭遇します。この厚みをカットできるかどうかがDIYで使用する上でポイントになるわけです。
「2×4=38mm×89mm」なので切断厚みは少なくとも「38mm以上をカットできる能力」を持ったものを選ぶようにしましょう!
あと、直線を切るのは丸ノコの方が早いですし、厚みももっと厚いものを切断可能ですが、DIYでより多く使用する機会があるのはジグソーだと思います。そういう面で丸ノコを購入しないことも選択肢の一つだと思います。その場合は切断厚みが60mm程度あると今後のためにもなるので参考にして下さい。
オービタル機構(機能)
オービタル機構とは、「通常の上下運動」に加えて「前後運動」も同時に行うことです。
これにより何が変わるかというと、「切断スピード(効率)が向上」します。上下運動だけだと自分の腕で押し進めていく必要がありますが、この前後運動が加わることによって非常にスムーズに刃が進むようになるので切断スピードが向上します。
但し、気を付けて頂きたいのが、切断スピードは上がるけど「バリが発生し易くなる」「切断面が荒くなる」のデメリットがあります。作業スピードが上がるはいいけど綺麗に仕上がらないとなると元も子もないですよね?
オービタル機構を備えたジグソーを購入する場合には、同時に「スピード調整機能」「バリ止めガイド(付属品)」で対策をすることが重要になると思います。
ポイントとして紹介はしましたがリーマン70的には仕上がりを重視したいので不要な機能だと思っています。オービタル機構がついているジグソーは「ON⇔OFF」が切り替えられますので費用面で余裕があれば、ついている物が便利なのは確かです。ただ、直線の切断効率を考えると確実に丸ノコの方が優れているので作業として直線を切ることが多い方は丸ノコの購入をオススメします。
ブレードの取り付け方法(種類)
確認が必要なのはブレードの取り付け方法です。取り付け方法には「スタンダードタイプ」と「B(ワンタッチ)タイプ」があります。
スタンダードタイプは、ブレードに穴が開いており、ボルトで留めるタイプです。(穴が開いていないものは押さえて留めます)
Bタイプは、差し込んで留めるタイプです。ジグソー自体がこの形状にあった機構を備えており、ワンタッチで交換できることができます。いろいろな用途ブレードを簡単に交換できます。スタンダードタイプのものの方が切断厚みが高いことが多いですが、Bタイプの方が簡単に脱着できるメリットがあります。(リーマン70は、Bタイプをオススメ)
ブレード種類は本当に様々です。=ジグソーの切断用途は非常に幅広いです。
「木工用」「鉄工用」「塩ビ用」「曲線用」「石膏ボード用」などあり、必要な用途に合わせて購入するようにしましょう。
DIYをするにあたって「木工用」「鉄工用」「曲線用」は、ほぼ必要になってくると思いますので揃えておきましょう♪
丸ノコ
【用途】木材・金属板・プラスチックなどの切断、直線の切断に特化
【価格】4,000~40,000円前後
【ポイント】
・切断厚み
【説明】
DIYで使用するに限ってのことですが、基本的にはジグソーで事足りると思います。なので、丸ノコに必要な能力としては、切断できる厚みということになります。(もっと本格的な作業をする際には、オプション機能なども選択も必要ですあくまでのDIY用途ということで)
ジグソーでスピーディーに切れる厚みは2×4材程度が正直限界だと思います。丸ノコはそれ以上のものでも高速できることに特化しています。
但し、ブレードが円盤型なので曲線などを出すことができず、直線の切断にのみその能力を発揮します。
その際に必要になる切断厚みとしてはやはりジグソーとの差別化を図るため、165mm程度は欲しいところです。これであれば太い建築材料を前にしても臆することなく切断が可能です。
但し、DIYでそんな場面に出くわすことは少なく、正直リーマン70はジグソーのみで大丈夫だと思います。リーマン70が使用している丸ノコは2×4材を表と裏でそれぞれ切らないと切断できませんので、これではダメです。
まとめ
DIY初心者が始めに購入する切断系工具としては、ジグソーがオススメです。ここに少し費用をかけてでも切断厚みを高くすることで結局丸ノコの購入をしなくてもいいと思うのではないでしょうか?
リーマン70は、丸ノコから購入してしまったのですが上記の通り、中途半端な状態です。用途が幅広いジグソーで様子を見て、どうしても直線の切断に不便を感じる用であれば丸ノコ購入を検討するようにして見て下さい。
DIYに使用することを前提に紹介をしているので少し偏っていると思いますが、リーマン70が実際に作業をしていて感じていることですので今からDIYを始める人や電動工具の購入を検討している方は参考になさってください。
ではでは、リーマン70でした。