どうも、リーマン70です。

今回のお題は『物置小屋をDIY-壁・屋根下地編』です。

上棟?までを完了し、今回は壁面と屋根の下地を作成します。

今回の作業で随分物置っぽくなりましたが、道行く大工さんからは「犬小屋?」との声もありw

リーマン70の実家ではボーダーコリーを飼っており、犬LOVEです。もう犬飼って犬小屋にしてしまおうか!?という気持ちを抑えつつ作業に励みました。

壁・屋根下地完成図

必要なものと作業の流れ

材料:価格

今回も防水シート・アスファルトルーフィングは近くの工事現場から余りを頂きましたので、参考価格です。防水シートは基本的にもう家を建てるための材料なので販売している単位がこのような物置を想定していませんので、普通に買ったら余る事間違いなしです(貰ったものでも余ってる)。

防水シートではなく、防水・防腐塗料で代用することもご検討を。ただ、屋根だけはどうしても防水が必要なので必要出費となります。

なかなかチャンスが無いかもしれませんが、近くの工事現場で貼っているのを見かけたら「余ってませんか?」と声をかける図々しさと勇気をもってみてはいかがでしょうか?

工具

作業の流れ

①枠に合板をはる

②垂木を渡す

④垂木に合板をはる

⑤防水シートをはる

⑥アスファルトルーフィングをはる

 

枠に合板をはる

作成した枠に合板をはって壁を完成させます。

我が家の現場監督にホームセンターからTELして確認した所(何とも迷惑)、壁は12mm、屋根は9mm(屋根は軽い方がいい)で十分とのことで今回壁用には針葉樹合板12mmを使用しています。(なるべく節のないもの選びますが合板は重くて下のものを引っ張り出すのも一苦労。はい、途中で諦めてさっさと上から選びました)

例によって事前に枠のサイズを測ってカットはホームセンターでお願いしたのでひたすら貼っていく作業です。

一人での作業はそれなりに大変ですが、クランプで固定しながら200~300mm間隔でコーススレッドを打って固定させました。

カットが完了していてどんどん合板を固定していくだけなのですが、見た目が変わるので楽しく作業できました♪

垂木と壁の間の斜めのところだけは傾斜を現場合わせしてカット後に貼り付けて、カンナで削って微調整しました。

これで壁の完成です♪(若干、枠が傾いていたのか、合板が台形だったのか、少し合板とギャップが・・・)

で、気になる隙間はパテで埋めてで埋めました。

枠木を渡す

さて、壁が完成したので今度は屋根に垂木を渡します。安く済ませる&この程度の大きさであれば強度は問題ないと思い30×40の角材を使用しています。

等間隔になるようにと垂木のズレを防止するために間に角材を挟みながら固定しました。(工法的に合っているのか分かりませんが現場で考えながら作業してます)

この垂木は2100mmあるのですが今思えばもう一本真ん中に角材を渡しておけば良かった。。。流石にこの長さだと30×40の角材はしなります。

垂木に合板をはる

渡した垂木に合板(9mm)を固定します。垂木の位置にコーススレッドで固定するのですが、もちろん合板を上に置くと見えなくなりますよね?

大工さんなら垂木に合わせて墨つぼでピンッとはじいておしまいですが「これだけのために買うのもな~」と貧乏根性が出たので、一番端の位置で垂木を見ながらコーススレッドの頭を少し出した状態で打って、そこに糸を張って垂木の位置出しをしました。(見えるかな?)

あとは、この糸に沿ってコーススレッドを打てば、その下に垂木があるのでひたすら止めていくだけです。

これで屋根の下地は完成です。

防水シートをはる

防水シートは買うと確実に余るのは冒頭でお伝えした通りで、貼るか悩みましたが、またもや現場監督から余り物を頂けることに。何と、アスファルトルーフィング(屋根の防水シート)もわざわざ他の現場から運んで来てくださいました!ありがたや~

ということで、壁は防水・防腐塗装から切り替えて、防水シートを貼ることに!

さすがに一人で貼るのが大変だったので嫁の手も借りながらシワを伸ばしてタッカーでバシバシ止めていきます。(それでも少しシワになりましたが、気にしません。)

防水シートは下の方から貼って、上を貼るときに150mm程度被せる様にすることで上から伝ってくる水滴がシートの裏に回り込むことを防ぎます。(って大体の人はわかりますよね?失礼しました。)

余分な部分は後からカッターナイフで切ればいいので余らし気味に貼りました。(上段に貼った時の写真撮り忘れました。)

アスファルトルーフをはる

壁の防水シートが貼れたら次は屋根です。

ここで、気になるのが壁にはる防水シートと屋根にはる防水シート(アスファルトルーフィング)で種類が違うことです。

実はそれぞれの防水シートで求められる機能が違うので使い分ける必要があります。

壁は、壁内結露を防止するために透湿防水シートを施工します。つまり、壁の内側にある水分は逃がしてあげないと結露してそこから壁が腐ってしまいます。なので、透湿(湿気を逃がす)させるんですね。

屋根は、同様に屋根内結露が心配ですが、通常の住宅は天井断熱や通気層などが設けられているので結露の心配が無いですが、それよりも心配な雨漏り防止の為に、より防水性の高いアスファルトルーフィングを使用する訳です。

今回作成した物置に断熱なんてする予定は無いですが中の物が濡れるリスクを回避するためにアスファルトルーフィング必須です!(貰っちゃったし)

前置き長くなりましたが、作業は壁と同じです。屋根の勾配の下から順にタッカーでバシバシ止めていきます。

こちらも後からカッターナイフで切ればいいので余らし気味に貼りました。

ここで注意!

水切りを設置予定の方は軒先だけはアスファルトルーフィングの下に取り付けておくか、軒先部分を後からめくって施工できるれるようにタッカーで止めないようにしましょう!ケラバ水切りは後から施工することもあるようですが、リーマン70が調べた限り軒先水切りをアスファルトルーフィングの上に施工しているやり方は無かったです。(はい、リーマン70は、後からタッカーで止めたところを外すことになったのはお気付きの通りです。こちらは次回の記事で。)

以上、今回の作業はここまで!

ここまでくれば、ブルーシートで養生することともおさらば!(扉の部分だけは養生しましたが)

ここからは少し落ち着いて作業ができそうです。(この状態で雨も降りましたが雨漏り無しでした。)

今後の予定

ブログが作業に追い付いて来ました。(焦り)

この後は屋根と壁をどうするか・・・

結論から言うと屋根はアスファルトシングル、壁は漆喰で仕上げることに決定!

屋根材で悩んだことや壁材で嫁と再びバトル勃発したことは後々記載します。

ということで、次回は、屋根の完成までをお送りします。お楽しみに♪(ちょっとは楽しみにしてくれてる人増えたかな?)

ではでは。リーマン70でした。