どうも。リーマン70です。

今回のお題は『2×4材でウッドデッキをDIY』です。

夏休み期間に実家の両親が新居に来るということで大物のDIYを手伝うようにお願い工具持参で来てもらうことに。本当は、物置小屋や壁面収納を作成予定でしたが、物置小屋のいいアイデアが浮かばない&壁面収納を作成予定の壁に未だにエアコンがついていない等の理由により急遽ウッドデッキを作成することになりました。

1.4mほどの幅しかない小さな庭ですが何もないと寂しいということで、「どうせ狭いなら全面ウッドデッキにしてしまおう!」という提案はもちろん却下されて、リビング前の窓にあわせてデッキを作成することになりました。

例によってローコストでの作成を目指し2×4材メインで作成しているので参考にしてみて下さい♪

 

完成図

必要なものと作業の流れ

【材料:価格】

【工具】

【作業の流れ】

①材料カットと塗装

②基礎石を置く

③束柱を立てる・水平レベル確認

④根太を渡す

⑤天板を張る

 

材料カットと塗装

今回は結構現場合わせで作業を進めましたので、我が家のリビング窓に合わせた採寸のみ行いました。

ポイントは2×4材の規格をなるべく活用して材料の加工をほとんど無くしました。

ホームセンターでカットしてもらったので結局今回は、自宅でカットをせずに済みました。皆さんもホームセンターのカットはぜひ有効活用して作業をなるべくシンプルにするといいですよ。ホームセンターのカット代は1カット20~50円程度です。(親切な店員さんはなるべく材料を重ねてカット数を減らしてくれます。)

「カットも全て自分で!」と言う方もいるかもしれませんが、リーマン70は、どちらかというと組み立ての方が好きなのでなるべくカット作業は割愛できるように有効活用させてもらってます。

カットのポイントは、

①2×4材の長さは根太と根太の間隔の倍数で2種類用意する(理由は後程説明)。

②防腐角材=束柱の長さは、「基礎作成時の地面を掘る深さ」「基礎石の高さ」「上に載せる根太、天板の厚み」を引いて必要な高さにカットする。

です。

参考までに今回は、

①2×4材900mm(3ftをそのまま)、1800mm(12ftから2本)で作成しました。つまり、根太と根太の間の間隔は900mmを想定していました。(結果的に間違えて端が揃わないことになるのは完成図見て頂ければお分かりの通りです)

カットが完了したら塗装です。

本当は全面サンダーをかけて綺麗にする予定でしたが、オトンと二人でやっても終わる気配が見えず、天板の上になる部分(素足で乗るかもしれないので)だけに留めました。これが今後の腐食や色褪せにどう影響するか分かりませんが、今回全て防腐SPF材を使用しているので数年は大丈夫だと思います。(自己責任)

今回はこれまで使用してきた塗料のストックもなくなってきたので新たにエクステリアの塗装で有名なキシラデコールを使用してみることに。

基礎と根太に使用するものだけは、両親とリーマン70で塗り塗り♪・・・ん?嫁は??お昼寝だそうです。。。中々図太い嫁。。。

以降は、オカンに任せて、オトンとリーマン70は基礎作りに。

基礎石を置く

材料のカットが完成したら基礎作りです。後にも先にも大変なのはこの作業です。

まず初めに基礎石を置く位置を決めます。すべての基礎石が等間隔に並ぶようにしないと後で天板の距離が足りなくなることがあるので、慎重に作業してください。

位置が決まったら100~200mm程度地面をシャベルで掘り下げて、砕石を5mm程度敷き、叩いて固めます。専用の工具もあるのですが、基礎を作るのはこのウッドデッキぐらいなので、基礎石で叩いたり、踏んで固めました。その後、基礎石を取り合えず並べてみました。まだ、ここでは、水平レベル合わせはやってません。

オトンが一生懸命作業してくれました。(もちろん、交代しながらですよ!わが嫁じゃあるまいし

砕石ってこんなやつです。リーマン70は、まだ建設中のご近所さんの現場から分けてもらいました。

石なら何でもいい訳ではなく角張っていて、石と石が嚙み合うことが大切です。間違っても丸い石を使用してはダメです。(基礎がずれてしまいます)

束柱を立てる・水平レベル確認

次に、基礎石に束柱を立てます。今回は羽子板付き(束柱を立てるための金属)基礎石を使用したので、下穴を空けてコーススレッドをインパクトドライバーで打ち込みました。

※こういった大物(人が乗るなど荷重がかかる物)を作成する際は必ず、コーススレッド&インパクトドライバーの組み合わせを使用しましょう。通常の電動ドライバーでも形はできますが、完成後の剛性に差がでます。安全の為にもちゃんと道具を選ぶことは大切です。但し、自己責任なのもDIYなので臨機応変に。(どっちやねん)→電動ドライバーとインパクトドライバーの違い解説はこちら

この時点で水平レベルを測りました。基礎石だけの時よりも高い位置で測るので完成時の水平レベルで近い位置で測ることができると考えたからです。

束柱と束柱の上に真っ直ぐな板を置いて水平器で合わせていきます。基本的には低い方に砕石を詰めて調整し、あからさまに高さが違う時は改めて土を入れて固めてを繰り返しました。まぁこの作業の時間がかかることかかる事。。。結局一日目の作業はここで終了しました。

本当はこの時点で基礎石の周辺をセメントやモルタルで固めるとちゃんとした基礎になるのですが、土で埋めるだけにしました。(完成から今まで特に影響なしです)

根太を渡す

束柱の水平が取れたら根太を渡します。今回作成したデッキの大きさは、2700mm×900mm程度の小さなものなので斜交いや補強金物は不要と判断。

ということで、天板と垂直方向にのみ根太を渡しました。

天板を張る

ここまでくれば後はひたすら天板を張っていくだけです。ここでも、コーススレッドをインパクトドライバーで打ちまくりです。

今回天板と天板の間を通気の為に空けることにしました。隙間を均等にするために余っていた1×4材を挟んで天板を張っていきます。材料の必要量を試算する時にちゃんと隙間を作るかどうかを決めてから購入するようにすると余分な材料を買わなくて済みますしね。

そして、ここで2種類の天板を作成した効果がでます。根太と根太の間隔の2倍(つまり、根太3本を跨ぐ)の天板と1倍の天板を互い違いに張り合わせます。そうすることで、隣り合う束柱と根太のセットをずれないようにできるので、剛性があがって結果的に斜交いや補強金物が不要になります。(完成したらびくともしなかったのでこれぐらいの規模のデッキであれば問題ないことを確認)

実は根太を渡しただけでは、少しユラユラ感があったので「斜交い入れた方がいいかな?」とオトンに相談したら、「この程度なら天体を張れば問題ない」とのアドバイスを受けた結果。やるなオトン。

どんどん張っていって完成!!本当は、端を揃える予定でしたが、根太と根太の距離を間違えて段々に。

でも、結果的に見栄えはこっちの方が良くなったのでOK♪

同じようなサイズのデッキをホームセンターで見たら28,000円程度したので、ピッタリサイズのデッキが20,000円で出来たことに満足♪

ただ、作業に没頭してて気づかなかったけど、基礎石の羽子板の向きがバラバラに。。。せめて外側から見えないように配置すれば良かった。。。

まぁ、これはこれで手作り感あるので良しとします。気になったらペンキで塗ろっと。(たぶん面倒なのでやらないです)

あと、お洒落にウッドデッキなんて言ってますが、うちのオバァに写真見せたら「濡れ縁」と言われてしまいました。・・・確かにその通りだ。

何はともあれ、一人では結構大変な作業になったであろうデッキも1日ちょっとで完成したのは工具持参で京都から駆けつけてくれた両親のおかげ♪

サンキュー!オトン、オカン♪(楽しんで作業してくれたし、新居にも満足してくれた様子で良かった)

おまけ(嫁の言い訳)

YOME03YOME03

私は、皆の晩御飯を作るための英気を養ってたの!サボってた訳じゃない!

 

リーマン70リーマン70

・・・3時間以上、爆睡しててどの口が言う!(きっとこいつは、俺が仕事中も昼間は寝てるな)

ではでは、リーマン70でした。